【海外旅行必須アプリ】今更ながら Line Out が便利すぎる!

2019年12月24日火曜日

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【海外旅行必須アプリ】Line Out

今更ながら Line Out が便利すぎる!




海外旅行でスマートフォンを利用する際に、wi-fiルータをレンタルする方が多いと思います。
また、SIMフリーのスマートフォンを持っていれば、私が海外旅行で利用している「海外旅行用SIM」も便利でしょう。


ただし、どちらもデータ通信専用になってしまうのがデメリットです。
海外でも自分の携帯電話の番号を使った音声通話サービスもありますが、高くなってしまいます。

Lineを登録してある仲間同士であれば、データ通信を利用して音声通話を行うことができますが、Uberのドライバーや固定電話などにかけることは出来ません

この固定電話に音声通話できないというのが意外とストレスになります。

個人旅行では、飛行機の遅延をホテルに知らせる場合や、オプショナルツアーやお店の予約、時間変更なども固定電話に発信する必要があります。

この固定電話に発信することが出来る機能がLineOutです。


大手3キャリアの海外利用サービス比較

1.アメリカでの利用
2.5日間のデータ通信
3.アメリカ国内10分の音声通話の利用
を条件として考えてみます。



■docomoの場合
 パケットパック海外オプション 5日間 3,980円
 ※契約中の国内パケット定額サービスまたは料金プランのデータ量を利用します。
 音声通話料 アメリカ国内 125円/分
       日本向け   140円/分

■Softbank
 ソフトバンクがアメリカの通信キャリア スプリントを買収したことで、「アメリカ放題」というサービスがあります。このサービスはiPhoneとiPad限定になりますが、通話とネットがし放題という内容です。
 ソフトバンクユーザはこれ一択か!?
と思いましたが・・・、いろいろと調べているとなかなか繋がらないらしい。
設定ではスプリント以外のキャリアを使用しないように、データローミングはオフで利用するのがポイントだそうです
通常のプランで計算すると
海外パケットし放題
 利用バイト数(最大)25MBまで 定額料 0円~1,980円/日
 利用バイト数(最大)25MB以上 定額料 2,980円/日
安いプランで5日間 1,980円×5日=9,900円
音声通話料 アメリカ国内 125円/分
      日本向け   140円/分

■AU
 世界データ定額 980円×5日=4,900円
 ※世界データ定額でご利用の通信量は、国内の対象のデータ定額サービス/料金プランの月間データ容量やデータチャージのデータ容量購入分から消費します。
 音声通話 アメリカ国内 120円/分
      日本向け   140円/分

日本の大手3キャリアを比較すると、
docomo  3,980円 +(125円×10分)= 5,230円
Softbank 9,900円 +(125円×10分)=11,150円
AU    4,900円 +(120円×10分)= 6,100円

また、海外で利用したパケットは、日本国内で契約したプランから差し引かれる、docomo、AUに対して、Softbankは容量の制限があるなど各社のプランに違いがあるので注意が必要です。

海外旅行用SIM+LineOut

SIMフリースマートフォンが前提になりますが、各キャリアで購入したスマートフォンも残債がなければ、すぐにSIMフリー化が出来る昨今、この条件を満たす方も多いでしょう。
まずはSIM2FLYを購入。おおよそ、3,350円/15日間の利用
データ通信は4GBまで利用できてこの値段です。


詳細はこちらを参考にしてください:海外旅行用SIMはどれが良いの?

このSIMは、タイの3大通信会社の最大手であるAIS社(Advanced Information Service Public Company)がツーリスト向けに販売している高速データ通信プリペイドカードです。
使用開始から指定日数間有効で、通信使用量が4GBまでは4G(LTE)あるいは3Gの通信速度でインターネット接続を行います。
4GBの通信量をオーバーしても128kbpsで接続できます。
このSIMはデータSIMですので、通常の音声、固定電話などへの音声通話はできません。

この不便さを格安で解消するのがLineOutです。
LineOutでアメリカ国内に10分間の発信を行った場合の通話料は、10クレジット
240クレジットが250円で購入できますので、1クレジットは1.0416円
10クレジットは10.416円

ほぼ10円ということになります。

さきほどの3,350円に10円をプラスして、3,360円で音声通話が可能です。
また、国内で契約している自分のパケットが減ることもありませんし、40か国以上で利用できる点も見逃せないでしょう。

安いし便利だ-!! という声が聞こえてきそうですが欠点もあります。
LineOutは固定電話などからの着信を受けられないという事です。

この一点を理解して使用すれば、この組み合わせは便利すぎです!

もちろん、相手がLineを使っている友達や家族の場合、発着信が可能ですから何ら不便さを感じることはありません。

海外で音声通話を、しかも知らない相手からの着信を待つ機会はそうないでしょう。

むしろ私の経験では、慣れない英語でコミュニケーションをとる場合、短時間で終わらないことの方が多く(英語が上手な人は問題ないでしょう)、時間を気にしないで通話できることの方が安心でした。

LineOutを使ってみよう!

はじめてLineOutを利用する場合は、Lineの設定(歯車のアイコン)をタップしてください。
次に設定画面を下にスクロールしていくと、LineOutの項目が表示されますので、タップしてください。


LineOutの設定画面が表示されます。


この画面ではコールクレジットの購入もできますが、まずは、「ホーム画面に追加」をタップしましょう。


タップすると確認を求めてきますので、OKを選択してください。
こうすることで、デスクトップ上にLineOutのアイコンが表示され、直接LineOutを起動することができます。


LineOutを起動すると、下記の画面が表示されます。
普段使っている家族や仲間のアイコンが表示されると思います。
海外旅行先でホテルへの連絡や店の予約をする場合、電話番号を入力して発信しますので、赤く囲った部分のキーパッドのマークをタップしてください。
 ※Lineのバージョンで位置が違っている場合がありますので注意してください。


 海外で利用する場合、まずは国を選択します。
下記画面では、アメリカ合衆国が選択されています。


この国名をタップすると国の一覧が表示されますので、通話したい国を選択してください。


キーパットの下の歯車アイコンは、LineOutの設定画面にジャンプしますので、コールクレジットの購入も出来ます。


iPhoneを利用している場合、iPhone上のアプリから購入した場合のみコールクレジットは無期限になります。

あとは、電話番号を入力して発信するだけです。

普段Lineは使っているけど、こんな機能はじめて知ったよ! という方
ぜひ、海外旅行で使ってみてくださいね!
今更ながら便利すぎです!

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